■多数のテンプレート地震を用いた震源決定法(hypoTD)
 hypoTDは多数のテンプレート地震を登録して、震源決定を行う新しい震源決定法です。hypoTDを用いて、過去22年間、410万個の気象庁一元化震源の震源再決定を行いました。
説明書には、hypoTDによる
(1)多数のテンプレート地震を用いた相対震源決定方法
(2)ノイズデータの削除方法
(3)以下の3種類の震源決定法を用いた震源決定法による震源分布の比較
  1)一元化震源
  2)hypoTD
  3)Waldhauser & Ellsworth,2000) によるhypoDD
(4)(3)の比較から、hypoTDはhypoDD以上に高精度の震源決定法であることが示されています。
 hypoTDによる震源決定ソフトはFortran 言語で書かれており、潟zームサイスモメータは、このソフトを無料で公開しています。説明書には、操作説明書が含まれています。また、震源決定では、到着時刻データを入力する必要がありますが、以下の3種類のフォーマットについて、hypoTDのフォーマットに変換するソフトが作成されています。
 1)気象庁一元化震源の検測値データのフォーマット
 2)winフォーマットのピックファイル
 3)hypoDDで使われている、到着時刻データのフォーマット

hypoTD説明書をダウンロード(2.58MB)
hypoTDソースファイルをダウンロード(2.91MB)

 これ以外のフォーマット変換ソフトの作成、hypoTDの機能追加や、計算方法の修正、連続地震波形データを用いた自動震源決定ソフトの導入、等の御要望があれば、個別に対応させて頂きますので、以下にご連絡ください。

〒961-0405
福島県白河市表郷小松字日向133
株式会社ホームサイスモメータ
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